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ネット利用者1日平均5人 TNC

無料化で入館者は大幅伸び
設立目的、機能せず
 石垣市の指定管理者として市経済振興公社(社長・宮城隆石垣市商工会長)が管理運営する「とぅもーるネットセンター石垣」(TNC)は、今年2月の入館無料化で入館者数が大幅に伸びる一方、ネット利用者が1日平均5人と低迷している。携帯サイトの普及などネット環境が急速に進展しているためだ。  TNCが25日、石垣市指定管理者制度検討委員会に提出した事業改善計画書によると、無料化された2月以降の利用者数は2万3789人、4月以降の年度利用者は1万9618人。一方、利用料金を300円から時間200円に設定されたインターネットシステムは利用者987人で1日平均約5人となっている。  TNCは、観光情報ネットワークと情報通信技術を活用した観光産業、地域産業の振興を図ることを目的に石垣市が整備した施設。目的の一つである館内のネット環境を使った情報発信が十分機能しておらず、運営の見直しを迫られそうだ。  無料化の延長について審議した指定管理者制度委では「中身そのものを検証すべきではないか」との意見があり、公社側も「時代の変化に対応し、違う方向性を考えたほうが良いのではないか」(真栄田義世専務)と報告した。  オープン以来、入館者数自体が低迷していた状況を受け、TNCは今年2月の無料化以降、利用者を増やす取り組みを重視。3市町や公民館、関係団体と連携して祭りや行事を紹介するイベントを数多く開催したことで効果を上げ、物販収入で収支の改善も図った。  今後は、イベントを通して構築されたネットワークを生かしたネット販売など、ITを活用した取り組みが課題となっており、TNCでは近く、関係自治体・団体などを網らした企画運営委員会を立ち上げ検討することにしている。
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