11月
19日
2009

「時期尚早」「島の魅力失う」 吉原地区などtweet!

Category: 社会・経済 Tag: 景観



景観地区指定で賛否分かれる
市議会意見交換会で住民ら

 石垣市景観地区条例の一部改正案を継続審議している石垣市議会建設土木委員会(今村重治委員長、委員7人)は17日夜、吉原、大嵩、山原の住民を対象にした意見交換会を吉原公民館で開いた。字川平全域(1850ヘクタール)を範囲とする景観地区の都市計画決定に対し賛否が割れる結果となった。今村委員長は終了後、「近く委員会を開き、当局側が今後どう対応するか確認した上で委員会の審査のあり方も決めていきたい」と述べた。

 意見交換会には対象地区の住民40人が出席、地区外の9人が傍聴した。冒頭から石垣市に景観地区指定を要請した公民館役員に対する批判が相次ぎ、「意見交換会の場にそぐわない」として軌道修正を迫られる場面もあった。

 慎重な対応を求める住民からは吉原小学校の統合問題を例に「住民が納得しないとできない問題だ。行政が先走ってはいけない。吉原でも(都市計画決定上の)住民説明会を開くべきだった。年寄りは川平まで行けない」と手続きに対する不満や、「企業有地は荒れ放題。地区指定で縛られるとたまったものではない」と条例が対象とする開発行為の制限についも疑問視する発言があり、「地区指定は時期尚早」との意見に集約された。

 一方、推進する側は「建て替えのときにデメリットになるが、あえて賛成するのは何らかの規制がなければ風景条例がザル法になるからだ。歯止めをかけないと石垣島の魅力は失われる。全体のことを考えると地区指定を進めるべきだ」「地区指定は風景づくり条例にのっとったもので、特別な規制が加わるものではない」と主張。さらに「風景づくり条例を法的に支えるのは地区指定。全会一致で可決されたのに委員会での継続審議は飲み込めない」と建設土木委の対応に疑問を呈する声もあった。

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