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うみえ~る譲渡で協定書 西表島交通が運営へ

 竹富町(川満栄長町長)と西表島交通(株)(玉盛雅通代表)は2日午前、町が所有する高速水中観光船「うみえ~る」の無償譲渡と、付帯する浮桟橋・管理棟の利用に関する協定書を締結した。今後は、第3セクター(有)ぱいぬ島海洋観光(社長・川満町長)に代わり、同交通が施設を利用しながら同観光船を運営する。  同観光船は、管理棟と浮桟橋と合わせ3点セットとして町が98年度から沖縄コミュニティーアイランド事業で導入。同観光が運営してきた。  だが、同観光が多額の累積赤字を抱えるほか、同観光船の耐用年数が過ぎ、今後、高額なメンテナンス費用が必要になることから、新たな財政出動を押さえるとともに、民間のノウハウを活用するため、同観光の全株主に、文書で事業計画や収支計画、整備計画の資料提出を通知。同社だけが期限内に提出したことから譲渡先として決定した。  耐用年数の残る管理棟、浮桟橋については同観光が指定管理し、管理棟については有料、浮桟橋については無料で同社が利用する。  施設利用の協定書では、同交通に対し▽水中観光船は現在と同様に西表島周辺海域での周遊観光の運航を継続する▽3施設を不利一体の事業経営形態として利活用を図る▽水中観光船を譲渡・廃船する場合は、町と同交通で協議するなどを定めている。  同日午前、町長室で行われた譲渡式では、川満町長と同交通の玉盛代表が譲渡契約書、譲り受け書をお互いに交付。さらに施設の利用協定書に署名・押印し、協定を締結した。 協定締結後、川満町長は「民間のノウハウを生かし、町の観光観光振興に寄与することを強くお願いし、期待している」とあいさつ。同交通の玉盛代表が「施設や水中観光船を有効活用し、石西礁湖の素晴らしいサンゴ礁を観光客や地元の人々に見てもらい、町の観光振興にいくらかでも寄与したい。民間の活力を有効に活用し、できるだけ早い時期に採算に乗せたい」と決意を述べた。

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