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厳かにアンガー行列 節祭をたんのう

「オホホ」も登場
 【西表】国の重要無形民俗文化財に指定されている西表島祖納と干立、船浮の節祭(シチ)が22日、前泊海岸(祖納)と干立御嶽で行われ、厳かなミリクやアンガー行列、舟くいなどの古式ゆかしい奉納芸能が繰り広げられた。この日は船浮でも節祭が行われた。会場には、地域住民や郷友のほか、観光客が大勢詰めかけ、伝統ある各地の節祭をたんのうした。  節祭は、今年の豊作を感謝し、来年の五穀豊じょうと住民の健康を祈願する行事。500年以上の伝統があり1991年に国の重要無形民俗文化財に指定されている。  このうち、祖納の節祭は、正午から公民館で「スリズの儀式」を行ったあと、前泊海岸で舟浮かべの儀式や大勢の子孫を引き連れたミリク、全身黒ずくめのアンガー行列が厳かに入場した。  船元の御座では、ミリクがゆっくりと座を回る「座とぅりむち」や、数々の奉納舞踊が披露された。  また、浜では男たちによる狂言や勇壮な棒術、婦人アンガーの巻き踊りが次々と演じられた。  2艘(そう)のサバニを使ったユークイ儀式(舟くい)では、舟子が紅白に分かれて競漕し、浜では婦人たちが手招きした。  一方、干立の節祭は、満潮に合わせて午前9時30分から前の浜で舟漕ぎを行ったあと、干立御嶽で奉納芸能があり、狂言や棒芸、婦人たちのアンガー踊り、ミリク行列などが演じられた。  大風呂敷に大金を持った干立独特のオホホも登場。「オホホー」と奇妙な声とこっけいな動作で観客を沸かせた。
  • タグ: 文化財節祭西表島
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