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「引っ越しで飼えなくなった」…

「引っ越しで飼えなくなった」「子犬が生まれ、新しい飼い主を探したが、もらい手がいない」|。県八重山福祉保健所にはこんな理由で持ち込まれる飼い犬や飼い猫が毎年、後を絶たないという。飼い主の都合で、引き取られた犬・猫は新たな飼い主が見つからない限り、殺処分される▼こんな不幸な犬・猫をなくそうと、1日から飼い犬や飼い猫の引き取りが有料化された。飼い主の責任の明確化や安易な引き取りをなくすのが大きな狙いだ▼過去5年間の犬の捕獲や引き取り頭数をみると、飼い主への指導強化が功を奏してか、08年度の捕獲頭数は5年前と比較すると、4分の1まで大幅減少している。ところが、引き取りに関しては横ばいか、目立った減少はない。ちなみに、捕獲・引き取りを合わせた285匹のうち、譲渡や返還された59匹を除くと、220匹が殺処分されている▼以前、本島にある県動物愛護管理センターを訪ねたことがあるが、鉄格子の中で鳴き叫び、死を悟った犬たちの悲しげな目が忘れられない▼有料化を前に保健所には、9月だけで毎月の数より多い19匹が持ち込まれるなど、駆け込み組もいたという▼これではまるでペットもごみ扱いである。手数料を払うのが嫌で、飼い犬を安易に捨てることはないか。そんなエゴは犯罪と変わりない。(南風原英和)

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