9月
26日
2009

与那国に陸自配備しない 北沢防衛相

Category: 政治・行政 社会・経済 Tag: 与那国島 自衛隊



近隣諸国の懸念に配慮
外間町長 誘致方針は従来通り

 北沢俊美防衛相は25日午前の閣議後の記者会見で、前政権で検討されていた与那国島への陸上自衛隊配備について、「先島諸島の防衛体制を整えることは大事だが、果たしてそこを早急に整備する必要があるのか。いたずらに近隣諸国に懸念を抱かせるようなことはせず、丁寧にやりたい」と述べ、実施しない考えを示した。

 北沢防衛相が与那国に陸自を配備しない考えを示したことについて、外間守吉与那国町長は25日、八重山毎日新聞に対して「(鳩山政権の)方針が決定したということなのか分からない。誘致の方針はこれまで(政府側に)説明してきた通りだ」と述べ、今後も鳩山政権の姿勢を注視していく考えを示した。
 崎原孫吉町議会議長も「基本的に自衛隊誘致の考えは変わらない」と話した。
 町議会は17日に閉会した9月定例会で、徳島の陸上自衛隊の駐屯地を10月に視察することを決めている。外間町長は当局からも職員1人を同行させる考え。

 町内では、与那国防衛協会(金城信浩会長)が2008年9月に町と町議会に自衛隊誘致を要請したのを受けて、町議会は同年の9月定例会で自衛隊誘致を決議。外間町長は6月、崎原議長や金城会長らとともに防衛省で浜田靖一防衛相(当時)と面談し、町への自衛隊誘致を直接要請していた。
 浜田防衛相は7月、与那国を視察し、先島への自衛隊配備を検討する考えを示していた。
 こうした動きを受けて、8月の町長選では自衛隊誘致の是非が争点の1つとなり、激しい選挙戦が繰り広げられた。

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