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体重442キロの大物も 八重山漁協一本釣り研がサメ駆除

 八重山漁協一本釣り研究会(名嘉秀三会長)のサメ駆除が12日までの2日間、近海の漁場で行われ、メジロザメ(ナカー)やイタチザメ(イッチョー)など計77匹を仕留めた。3.9メートル、442キロの巨大な海のギャングも揚がり、漁協セリ市場に集まった人たちからどよめきが起こった。  一本釣り漁業にとってサメはアカマチやマーマチを横取りする天敵。名嘉会長によると、被害額は把握できていないが、「かなりの被害」。操業中にサメに横取りされると、「魚が揚がらず、漁業者が根負けして場所を移動するしかない」という。  このため各自で緊急的にサメ駆除も行っている。研究会のサメ駆除は年に一度、一斉に行うもので、今回は13隻が参加した。駆除海域は白保沖、明石沖、波照間近海など。カツオを餌に140本の専用釣り針のついたはえ縄を仕掛けた。  11日は日帰りの駆除で31匹、12日は前日の仕掛けにかかった46匹を引き揚げた。例年に比べ、イタチザメの数が少ない上、全体的に形が小さかった。漁業者は「今年はイッチョーが少ないので珍しい」と首をかしげていた。  名嘉会長は「毎年駆除しているが、駆除した後しばらくは効果があるが、また元に戻る。年に2回くらいはやらないといけないだろう」と話した。  八重山漁協のサメ駆除は石垣市から約1000万円の助成を受け、一本釣り研究会、かご網研究会、電灯潜り研究会の3団体がそれぞれの漁場で行っている。

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