10日午後1時ごろ、黒島仲本海岸の沖合約50メートルの海底(水深約3メートル)で、東京都港区高輪に住む鈴木三保子さん(34)がうつぶせ状態で沈んでいるのが見つかった。意識不明の重体で八重山病院に搬送されたが、同日午後2時37分に死亡が確認された。
石垣海上保安部によると、鈴木さんは9日から1人で黒島を訪れており、10日は午前9時過ぎにライフジャケットを無料貸し出ししているNPO法人日本ウミガメ協議会付属黒島研究所でライフジャケットをレンタルしたが、着用せずに砂浜に置いたまま1人でシュノーケリングを行っていたという。
同日午後1時ごろ、付近を遊泳していた他の観光客男性が水中に沈んでいる鈴木さんを発見。心肺蘇生(そせい)を行いながら、午後2時20分ごろ石垣航空基地のヘリコプターに引き継いだ。
同保安部では鈴木さんの身体に外傷などが認められないことから、誤っておぼれたものとみている。
同保安部管内での今年に入っての水難死亡事故件数は5件目となった。