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尖閣諸島「警告板の設置作業者を」 与那国の関係者探す

 1970年7月、不法入域を防止する目的で尖閣諸島に警告板を設置した琉球政府(当時)の出入管理庁警備課長だった比嘉健次さん(84)=那覇市泉崎=が、設置作業に参加した与那国の関係者らを探している。  警告板は、台湾人の操業や上陸が多発していたことを受け、琉球政府が「尖閣諸島の各島に不法入域を防止するための警告板の監督及び不法入域者の調査」を比嘉さんに命じて設置させた。  比嘉さんら設置班の一行は23人。厳しい自然環境下での作業を遂行するには尖閣諸島海域を熟知する屈強な船員が必要だとして、カジキ突き漁を専門にしていた与那国の第三白洋丸(乗員14人、150トン)をチャーターした。  一行は7月8日から6日間で魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島で計7カ所に建てた。米国高等弁務官の命によるとして「琉球列島住民以外の者が無害通行の場合を除き、入域すると告訴される」と警告した。  警告板は支柱を含めると重さ230キロ。陸揚げ作業に神経と労力を使ったほか、上陸用ボートが座礁して浸水するトラブルも発生するなど、作業は困難を極めたという。  比嘉さんは「苦労して設置した警告板も今では支柱を残すのみと聞くが、願わくば作業班の面々と再会したい」と話している。連絡先は070-5690-6347(国吉)。

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