八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

赤土対策の農家支援 石西礁湖自然再生協議会

行動指針を再確認
 石西礁湖自然再生協議会(会長・土屋誠琉球大学理学部長、委員80人)は26日、大浜公民館で第11回の会議を開き、陸域対策の石西礁湖自然再生行動指針(案)が提出された。  サンゴ礁生態系の攪乱要因となっている赤土と水質汚濁物質の負荷を削減する取り組みとして、赤土流出防止の営農対策に取り組む農家への「石西礁湖サンゴ礁基金」の活用、家畜排せつ物の堆肥化を推進する仕組みの検討などを盛り込んでいる。  土屋会長は「協議会は悪い言葉で言えばマンネリ化している」と指摘し、全員で協議会の目標などを確認して今後の進め方を再確認した。  行動指針では赤土流出防止対策に関する支援として▽農家への営農対策を推進するための普及啓発▽農家が意見交換できる場の設置▽営農対策や環境保全型農業に対する必要な技術指導の検討などを挙げた。  家畜排せつ物や生活排水などの水質汚濁物資対策では▽家畜排せつ物法の順守を促す普及啓発▽排せつ物の収集・処理・堆肥化を推進する仕組みや制度の検討▽公共下水道や集落排水の接続率向上の普及啓発などを列挙した。  協議会では、各委員や部会の活動報告もあり、環境省の担当者は「石西礁湖は北側にはサンゴが多いが、南から中央にかけて減ってきている」と指摘した。  報告によると、石西礁湖再生事業の取り組みとして今年4月、海域にサンゴ種苗採取用の4万4748個の着床具を設置、今後は昨年着床したサンゴの種苗を移植する。オニヒトデ駆除では今年6月6日に専門家を招き、効果的な駆除手法の検討を行った。  生活・利用に関する検討部会を担当する竹富町は、海上交通の安全・安心の確保のため生活保全航路の必要性を強調する一方、環境に配慮して「必要最小限の整備にする」と報告した。
  • タグ: サンゴ白化現象赤土対策
  • ページ移動

    キーワード検索フォーム