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筆者が懇意にしているご婦人から先日…

 筆者が懇意にしているご婦人から先日、「いつも利用している郵便ポストがなくなり、不自由している」という話を聞いた。郵便事業株式会社八重山支店に問い合わせると、利用状況調査で郵便物の利用頻度が低いのが理由らしい▼その訳を具体的に聞かせてもらったところ、「有効利用がポストを設置する際の大前提で、1週間に郵便物が何通入るか」を調査して、撤去の可否を判断しているという▼平たく言うと、「利用の低いところから利用の高いところへ移しなさい」ということである▼しかし、それは企業の論理。利用者に不便を生じさせているのは明白である。件(くだん)のポストは、石垣小学校東通りと市道4号線の交差点角にあった丸型ポストで、2月初めに撤去された。このポストは修理したあと、竹富島に運ばれ、再利用されるらしい。利用率が少ないという理由のみで、消えた丸型ポストだが、長年慣れ親しんだ地域の人々にすれば、喪失感もあろう▼その通りには、市が道路拡張工事の際、道路に取り込むようにして残したフクギ並木があり、丸型ポストと相まって、一つの原風景をつくり出していた▼地域に愛されてこその郵便局である。採算性を度外視しても、景観維持になんとか協力できなったのか悔やまれる。(南風原英和)

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