
ハリガネムシ防除にも助成
竹富リゾートへの給水協定、市長が不快感示す
石垣市議会(入嵩西整議長)の6月定例会は17日、中山義隆、砂川利勝、松川秀盛の3氏が一般質問に立った。大発生中のオニヒトデについて市は、駆除費1120万円が交付される見通しを明らかにした。サトウキビの害虫防除と生産性向上に極めて高い効果を挙げているハリガネムシ類の誘引剤含有農薬(プリンスベイト)の導入に向け市は、国などから2889万円の助成計画があると報告、市も助成を検討する方針を示した。
オニヒトデ駆除については松川氏の質問に黒島直茂農水部長が「今回新たに(水産庁の)環境・生態系保全活動支援事業として取り組む」と明言した。交付額は1120万円で国4分の2、県と市が各4分の1の負担割合。
具体的には漁協や漁業者、地域住民らが参加する活動組織が活動計画を作成したあと市と協定を結び、県内の駆除実施市町村で構成する地域協議会の承認を得て交付申請を行うことになる。松川氏は「漁業者を中心にした活動にしてもらいたい」と要望した。
プリンスベイトの導入では砂川氏が市の支援を強く求め、黒島農水部長は「計400ヘクタールを対象に国50%、石垣島製糖30%の助成がある」と説明した。農家負担20%となっていることから黒島部長は「財政当局と検討して農家負担を軽減したい」と答弁した。これとは別に市は30ヘクタールの実証展示ほを設置している。
自衛隊問題を取り上げた中山氏は「市長は自衛隊を評価したり、反対運動に参加したり態度が二転三転している」と指摘、「自衛隊は憲法違反か」とただした。大浜長照市長は「自衛という専守防衛の点から認めている。決して(憲法)違反ではない」との認識を示した。
竹富島でリゾート開発をめぐり町と企業側が、海底送水を行っている石垣市に相談もなく給水協定を結んだ問題はこの日も取り上げられ、大浜市長は「大型リゾートへの給水は想定外と思われる。相談があってもよかった。遺憾に思っている」と不快感を示した。松川氏は「一市民としてたいへん憤慨している。市が給水協定に同意するなら議会は反対決議をもって対応したい」と厳しい対応を求めた。
一般質問最終日の18日は伊良皆高信、宮良操、大石行英の3氏が登壇する。
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