
Category: 政治・行政 自然・科学 Tag: 環境保全 西表石垣国立公園
西表は海岸部まで全域に拡大
見直し作業に着手~10年度指定へ
竹富町と環境省那覇自然環境事務所は2010年度内の指定に向け「西表石垣国立公園(竹富地域)」の見直し作業に着手している。5年に1度の見直し時期に当たることから、既存区域に鳩間島、波照間島を追加。さらに山地部中心の西表島を全域に拡大することで竹富町内全域を国立公園とする方向で検討している。現在、具体的な区分け作業を進めている段階で、これができ次第、地域住民に説明。調整を加えた上で中央環境審議会に諮り、早ければ10年末にも環境大臣の指定を受けたい考え。
同公園(竹富地域)は、03年に現在の区域に指定。西表島の山地部、石垣島と西表島の間に広がる海域(石西礁湖)とそこに点在する島々を公園区域としている。
しかし、その中心となる西表島が山地部を中心に島の面積の40%弱に留まり、イリオモテヤマネコが多く生息する海岸線の低地などは公園区域から外れているのが現状。
今回の見直し作業では、前回までの見直しで漏れた鳩間島や波照間島を組み入れ、西表島も島の全域に区域を拡大することで町内全域を国立公園区域とする方針。
見直し作業を進めている同事務所の西表、石垣の両自然保護官事務所では、西表島の亜熱帯樹林やイリオモテヤマネコの主な生息地を守るため「山、川、海を一体としたゾーニングを検討している」という。
また、自然公園法の趣旨に従い「保護と利用の両立」を目指し、豊かな自然を守る一方で住民や観光客の利用も考えながら区分けすることにしている。
今回の見直しに当たり、今年3月には各地域で公園区域の見直しに向けた住民説明会を開き、町内全域を区域とする方針を示したが、地域から反対の声はなかったという。
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