各島々の特有な景観を守るため竹富町(川満栄長町長)は本年度、景観計画の策定作業に着手する。基礎調査として景観に対する実態把握や課題の整理などを行い、景観計画の基本的な考え方をまとめる方針で「島ごとの特徴を生かし、4、5年計画で策定したい」(町建設課)としている。川満町長は先の町長選で町景観保全条例制定をマニフェストに掲げており、その具現化を目指す。
町内の各島々や各地域では、特徴的な景観を保有しているものの、都市計画区域外ということで、景観に対する建築物の高さや色彩、規模などに関する制限がなく、今後、地域の特徴的な景観が阻害される可能性もある。また、船浮地区で本土や市内の企業による大規模な土地取得もあり、周辺景観の保全に向け何らかの制限が必要となっている。
景観計画策定に向け町では09年度予算で基礎調査委託料420万円を計上。
アンケートで住民の景観に対する意向を確認するとともに町内の景観の実態を把握。さらに、景観に対する住民の意識高揚を図りながら、住民会議(仮称)などを立ち上げ、住民参加型の体制づくりを目指す方針。
また、各島々の特徴を生かし、守るべき景観や創造していくべき景観について住民や有識者の意見を交えながら、じっくりと検討することにしている。
同計画策定と並行し、町としても早い時期の「景観行政団体」への移行を目指し取り組むことにしている。
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