竹富島の北側リーフ際で13日夜、今年初めてとなるサンゴの一斉放卵が確認された。放卵したのは多くがミドリイシサンゴで、直径2~3ミリ、ピンク色の無数の卵が海面に向かってゆらゆらと浮いていく神秘的な景観が広がった。
放卵を確認したのは、浜崎町でダイビングショップ「カマンタダイビングクラブ」を経営する富岡長裕さん(55)らスタッフ含む利用客8人。
13日夜は、波は穏やかで水温が26℃ほど。午後9時40分から約1時間の間に放卵が行われた。
富崎さんらスタッフは、数日前から同所で下調べを重ね、13日に、サンゴの枝から卵が出ている放卵直前の兆候を確認。富崎さんは「サンゴの卵で前が見えなくなるほどで、海面は真っ赤に染まっていた。すばらしい瞬間に立ち会えてうれしい」と話していた。
今年のサンゴの一斉放卵は、7日から10日までの間と予想されていたが、水温が24度ほどと低く、放卵条件とは合わなかった。
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