5月
7日
2009

情報誌「ハビル館だより」4年間で200号を発刊tweet!

Category: 地域・教育 Tag: 与那国島



 【与那国】町の展示施設「アヤミハビル館」で発行している「ハビル館だより」が、4月の4週目で200号を発行した。2005年3月に第1号を発行以来、週1回の発行で文責と写真撮影、編集を手掛けている同館の村松稔専門員は発行を続けてこられたことに感慨深げ。当初からA4サイズで片面のみのカラープリント。情報誌としての役割を果たす同誌は島の住民でさえ知らなかった自然の営みを分かりやすく解説、内容を充実させた。

 これまでの紙面でマニアが関心を寄せたのは多く、4種のセミ、巨大ゼンマイ、小鳥を襲うクモなどは圧巻、外から侵入し満田原水田で発見された特定外来生物のシロアゴガエルの解説には身近なことだけに驚いた。
 07年の100号では海辺に咲く絶滅危惧(きぐ)類のヤエヤマスズコウジュを取り上げた。
 節目の200号は春の野辺に見られるタイワンモンシロチョウを紹介している。1980年代に台湾方面から飛来、繁殖して今ではすっかり島の昆虫になりきっているがその生態は謎が多いとされるなど、島外から持ち込まれて放置された他の動植物と共に解説に苦労していると村松さんは話す。
 同誌は情報発信で集客目的もあるという村松さんは、ぜいたくな島の自然に動植物の種類の多さにも驚いている。今後も分かりやすい解説で発行を続けることを示した。「ハビル館だより」は県外の博物館、町内の学校など類似施設にも送っており、資料としての活用を望んでいる。(田頭政英通信員)

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