民放でも地上デジタルテレビの試験放送が始まっているが、本放送を前に最近、これまで八重山では放送されていなかった琉球朝日テレビも今のアナログテレビで見ることができるかとよく聞かれる▼残念ながらそれはノーのようだ。沖縄総合通信事務所によると、NHKはもちろん琉球放送、沖縄テレビはアナログ、デジタルの両方の電波を発信するため現在のテレビでも見ることは可能▼しかし琉球朝日は宮古、八重山ではデジタルの発信しかないため、新型テレビに買い換えるか、チューナーを取り付けないと見ることはできないという。石垣ケーブルテレビに加入している世帯も、新たにSTB(セットトップボックス)を取り付けないと視聴できないようだ▼国が勝手に決めて勝手に進めるこの地デジ移行だが、結構何かと金がかかる上に面倒で、西表ではなぜか施設整備に住民負担の不公平もある。そのせいだろう普及率も1月現在まだ49.1%だ▼“国策”であるならテレビ買い替えなどに当然国の援助を各自治体は求めるべきだし、住民の受信体制が整うまで11年7月のアナログ波停止も延長されるべきだ。(上地義男)
地上デジタル放送の目的は理解できますが、最近の国の施策は一方的です。財政困難により余裕がなくなってきているのでしょうか。記事の通り民放各社に法令省令でアナデジ併設を義務付けるべきでした。また地元の新聞社やラジオもデジタル放送に相乗り出来る環境を義務付けるべきでした。政府が一方的に民放に義務付ければ社会主義的ですが、国民の総意で法令省令化すれば民主主義に反しないと思います。