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11管区石垣航空基地 急患輸送2000件を突破 33年3カ月、無事故での快挙

西表が最多の524件 与那国、多良間波照間の順
第11管区海上保安本部石垣航空基地(増田尚道基地長)は16日未明、2000件目の急患輸送を行った。復帰直前の1972(昭和47)年3月に、当時の琉球政府厚生局石垣医療航空事務所(同基地の前身)が海上保安庁から航空要員の派遣を受けて実施した最初の急患から33年3カ月目。同基地では「今後も国民が安心して生活できるように安全と迅速をモットーに取り組みたい」としている。 同航空事務所の急患輸送は復帰後、同航空基地と県との間で結んだ「沖縄県内における救急輸送等の救援に関する申し合わせ」によって続けられているもので、八重山と宮古の先島地域が対象。 同基地によると、急患輸送を受けた患者の出発地は、西表島が最多の524件で▽与那国島=456件▽多良間島=417件▽波照間島=293件▽黒島=109件と続く。 患者の症状別では▽外傷=501件▽腹部=380件▽脳卒中=274件▽呼吸器=174件▽産科=162件▽心臓病=142人の順だった。 2000件目となる急患輸送は西表島から胃かいようの男性患者(46)を搬送したもの。同基地は15日午後11時14分に県の要請を受けたあと、ヘリコプター「ほしずな2号」(金城直樹機長、4人乗り組み)が同35分に離陸し、16日午前零時15分に石垣空港で市消防の救急車に患者を引き継いだ。 この患者の輸送要請があった4分後には、波照間から患者を搬送するよう求める要請があったため、「ほしずな2号」は西表から石垣空港に到着したあともエンジンを切らず、16日午前零時55分、八重山病院の医師を乗せて波照間へ飛び、2001件目の救急輸送を行った。 金城機長は「2000件目の救急輸送となったが、乗組員はそれぞれいつもの仕事を淡々とこなした。ただ、これまでの先輩が無事故で積み上げてきた歴史を壊すことはできないという重圧は感じた」と話していた。

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