1月
20日
2009

字川平全域を制限 景観地区計画素案まとまる

Category: 社会・経済 Tag: 景観



ヤマバレー含み、建築物の高さなど

 石垣市が川平地域で作成作業を進めていた川平地域景観地区計画素案が19日までにまとまった。都市建設課によると、川平、大嵩、吉原、ヤマバレーの各地区を含む字川平の全域1850ヘクタールを対象に建築物の高さや形態意匠などに制限を設けている。市は原案を作成して住民意見を募集するなどして手続きを進め、6月までには都市計画として決定する予定だ。決定されれば、地区計画の基準は法的拘束力を伴うことになる。

 市は昨年9月から地域懇談会を開催し、各地区の代表17人と素案づくりを進め、16日の第5回懇談会でまとめた。
 素案は建築物の高さ(地盤面から最上部まで)を自然風景域で高さ7メートル以下、集落地区で10メートル以下に設定した。7メートルだとこう配屋根で1階、平屋で2階、10メートルだとそれぞれ2階、3階の高さとなる。
 形態意匠は、原色を避けて周辺になじむ彩度2以下、明度8以上の範囲内。壁面の位置は前面道路から5メートル以上後退させ、敷地の境界線からは2メートル以上距離をとるようにした。
 このほか工作物の形態意匠、開発行為(建築目的300平方メートル以上、土地造成500メートル以上)などの基準も設けている。

 素案は「川平湾が健康で、時とともに価値が高まる美しい川平地域」を望ましい姿に設定し、▽主役の自然風景を引き立てる▽美しい集落景観・沿道景観を守り育む▽健康な川平湾を保全・回復する―ことを基本目標に掲げた。目標を実現する方策として景観地区指定、住民の景観まちづくり活動への支援の充実強化などをうたっている。
 市は3月までに原案作成、パブリックコメント、風景づくり審議会での手続きを経て4月以降の都市計画上の法定手続きを行い、6月までには県知事の同意を得て都市計画の決定を行うことにしている。

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