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白保公民館など赤土防止対策を要請

海域の汚染被害、市や県に訴え
 白保公民館の前内原用吉館長とWWFサンゴ礁保護研究センターの上村真仁センター長が19日夕、大浜長照石垣市長を訪問し、白保海域への道路排水整備からの赤土等流出防止策などについて検討・実施するよう要請した。  白保サンゴ礁海域が国立公園海中公園地区に指定されて1年が過ぎたが、陸域からの赤土などの流入は深刻な状況が続いており、同研究センターの底質中懸濁物質量測定法による赤土堆積(たいせき)量調査では、見た目が泥そのものと表せるランク8と記録され、サンゴの死滅や白化が確認されている。  また、9月の集中豪雨では集落内の農地などから濁水が発生し、集落東側の護岸に設置されている排水溝から赤土が流出していたことも確認。  同センターでは、新空港建設現場など工事区域からの赤土流出は防がれている状況だが、工区周辺に張られた雨水・濁流の流入を防ぐステラシートにより、空港工区を迂回(うかい)し、轟川や海域へ流れ出ている可能性があるとしている。  要請を受けた大浜市長は「事態を重く受け止めたい。集落排水はいつでも接続できる状態にあるので、接続率を高めていけるようにしたい」と話した。  要請では(1)赤土等流出危険度マップの公表と営農対策の促進に向けた農家への各種支援策(2)白保集落東海岸の道路排水設備から白保海域への赤土等流出防止策(3)空港建設現場・国道付け替え工事周辺農地からの濁水処理対策(4)白保地域内の赤土等流出状況と防止対策に関する定期的な説明・協議―の4点を挙げた。  白保公民館と同研究センター、白保魚湧く海保全協議会(山城常和会長)では18日、八重山支庁にも要請を行った。
  • タグ: サンゴ赤土流出
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