Category: 地域・教育 Tag: 吉原小学校 学校統廃合 川平小中学校
反対強く、否決濃厚で
吉原小学校を川平小中学校に統合する「市立小学校併置の一部条例改正案」について、市教育委員会は20日に臨時会を開き、同改正案を撤回する方針を決めた。市教委が取り組んでいる学校適正化計画の一環で、教育効果を高めるための学校数調整として、吉原小学校と川平小中学校を2009年4月に統合するもの。9月定例議会に上程され、継続審議となっていたが、吉原公民館(川上博久館長)が反対決議を行うなど、住民からも強い反発があり、否決が濃厚となっていた。
市教委では撤回の理由として「地域へのさらなる説明や意見交換が必要」と説明。波平長吉教育長は「住民の意見を無視した状態で進めていくわけにはいかないが、子どもたちの教育の方向性を決めることは重要」と述べ、今後は吉原・崎枝・川平の住民なども交えた検討委員会を発足させ、論議していく考えを示した。23日の市議会総務財政委員会(宮良操委員長)で撤回理由を説明する。
改正案が撤回されたことについて、吉原小児童の保護者や地域住民は「話だけ進めて、私たちの意見もまとめていない状況で学校の統合はおかしい。当然の結果」「他の地域の意見も聞いていないし、受け入れ状況も明確にされていないので、このまま進めることにならなくて良かった。各地域の住民と関係機関などで合同の話し合いを持つべきだ」と話した。
波平教育長は「反対されている状況で進めても意味がない。否決されれば再提案するのが難しくなる」「学校統合が子どもたちの教育に必要ということを理解してもらうためにも、根気強く話し合いの場を持っていきたい」と述べ、将来的に条例を再提案する考えがあることを示した。
西部地区では吉原小と崎枝小中を川平小中に統合する計画が進められ、市教委では住民説明で理解を得られたとして吉原小を川平小中に統合させることを9月定例議会に提案したが、住民から反対の声があがり、継続審議となっていた。
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