10月
23日
2008

身障者に音読サービス 新聞を読み聞かせ「ハーモニー」で月2回

Category: 地域・教育



 新聞を音読する活動をしているボランティアグループ「音訳サービスリードニュース」(登野城ルリ子代表)が8月から、身体障害者療護施設「ハーモニー」(比嘉国男所長、51床)で月2回、利用者に新聞を読み聞かせている。音読した記事の内容をテーマにしたおしゃべりもあり、「ユンタクみたいな」(施設側)雰囲気。登野城代表は「私たちが入ることによって、利用者の間で話題が豊富になれば」と期待する。

 同施設によると、自分で新聞を読めない利用者も少なくない。利用者がみんなで話をする機会も多くはなく、「『今日、新聞にこんなことが載っていたね』と話をする場があれば、コミュニケーションを楽しむことができる」と、リードニュースにボランティアを依頼した。
 当初は毎月1回、平日に活動していたが、リードニュースには、平日に勤めのある会員もいるため、日曜日も行うことになった。現在は、第1火曜日と第3日曜日の月2回実施している。
 通常、10人ほどの利用者が参加、1回の活動は1時間ほどで、記事の音読のあと、それについておしゃべりをして、次の記事に移っていく。

 19日午後の活動では、登野城代表ら2人が利用者10人余りに同日付の新聞を読み聞かせた。口にくわえることによって顔の筋肉を鍛え、高齢者の身体機能を改善する器具を取り上げた記事の音読では、「いつも笑っていれば、若くなるのではないか」などとユンタクした。
 登野城代表は「視覚障がい者だけでなく、新聞を読めない独居のお年寄りや、ほかの障がいで新聞を読めない人にもボランティアをしていきたい」と話している。

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