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与那国島測候所を無人化 地元は不安訴え

 気象庁は1日付で、与那国島測候所の業務を自動化し、8人の職員全員を引き揚げた。石垣島地方気象台で「気象情報の照会などは気象台が対応する」としているが、与那国町では「与那国は台風銀座。台風のときに直接応対してくれる職員が島にいなくなる。心配だ」(総務財政課)と話している。  同測候所は今回の自動化・無人化に合わせて「与那国特別地域気象観測所」と改称し、新たに導入する観測機器などで気温や風向・風速、降水量、震度などの観測を続ける。  同測候所に電話をかけた場合には、石垣島地方気象台に転送され、同気象台で対応することになっている。 ■「64年の歩み」発刊 過去の災害を収録  1日付で無人化された与那国島測候所の記念誌「64年のあゆみ」が発刊された。70.2メートルの最大瞬間風速を観測した1994年の台風13号など、与那国で起きた台風と大雨、地震の災害の概要など気象に関するデータを収録している。  与那国島では1940年4月に気象観測が始まり、1944年1月の運輸省令で正式に同観測所が設置された。戦時中は空襲によって観測業務の中断を余儀なくされることもあった。  「64年のあゆみ」はA4判、66ページ。

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