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石垣市を肉用牛拠点産地に認定 県内で初めて

ブランド牛に弾み
優良種雄牛の導入を要望
 【那覇】県農林水産部(護得久友子部長)は24日、県内で初めて肉用牛(子牛・肥育牛)の拠点産地に石垣市を認定した。拠点産地は戦略的な農水産物の産地育成を目指すもので、県は2000年から拠点産地制度に野菜・果樹・花き園芸など産地を認定、今回初めて肉用牛を盛り込んだ。石垣市はこれまでにオクラ、パイン、ヘリコニア、ジンジャーの拠点産地認定を受けており、肉用牛(子牛・肥育牛)拠点産地認定に大浜長照市長は「大変うれしく思う。より一層、畜産で元気のある島を目指したい」と話した。  同認定は県農林水産業振興計画に基づき、農水部調整会議で選定された戦略品目の拠点産地形成を促進するもの。石垣市では1989年に石垣島和牛改良組合を発足、07年に石垣市肉用牛産地協議会を設立し、拠点産地形成に向けて取り組んできた。  県庁で行われた認定証授与式で、護得久部長は「石垣市は子牛生産の拠点となっており、今後も石垣牛ブランドとして高品質な肥育牛生産にも取り組んでほしい」と認定証を手渡した。  大浜市長は「自給飼料生産に向けて遊休地の活用など、国・県の支援を受けて取り組み、子牛生産にとどまらず、肥育牛生産にも力を入れたい」と抱負を述べた。  また、石垣島和牛改良組合の宮良操組合長は「生産コストを落としていくために優秀牛の選別、優秀牛導入に向けた助成など制度的な面で支援が必要だ。拠点産地の認定を受けて先駆的な取り組みをしたい」と意欲を話し、優良種雄牛の導入を要望した。  石垣市の肉用牛(子牛・肥育牛)生産農家は546戸、2万6152頭で07年度実績は子牛セリ出荷頭数7208頭、販売額30億1900万円。肥育牛出荷頭数442頭、販売額3億5300万円で石垣市の農業粗生産全体の56%を占め、子牛飼養頭数でも県全体の30.6%を占めている。  2015年度には子牛出荷頭数9900頭、肥育牛出荷頭数1080頭を目標に掲げ、飼養頭数の拡充や肥育牛の品質向上など付加価値を高め、地域観光とリンクした戦略的商品の開発を図る方針。
  • タグ: 地域ブランド畜産
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