8月
8日
2008

川平湾内汚染が進行 辻氏が警鐘鳴らす

Category: 地域・教育



ヘドロが100ppm以上も

 石垣島周辺海域の環境調査を行っている辻維周氏(辻環境文化研究所主宰)は6日夜、川平地区でダイビング関係者が主催した講演会で、川平湾で行った直近の簡易水質検査のデータを公表した。湾奥にたまっているヘドロの直上では100ppm以上と指標を振り切るなど湾内汚染が進行している実態を報告、「このまま放置していいのか」と警鐘を鳴らした。

 調査は7月28日から3日にかけて行い、ヘドロ真上の水質がひどかったほか、陸上からの排水口付近も17ppmとなり、辻氏は「東京湾の3倍。生活排水が湾を悪くしている要因と考えられる」と指摘、「まずヘドロを除去すべきだ」と行政への働きかけを求めた。
 辻氏は「観光客にきれいな海だけでなく、汚れているところもみせてもらいたい。環境の意識の高まりにつながる」として観光客を巻き込んだ環境保全の取り組みも促したほか、▽合成界面活性剤入りのせっけん・シャンプーを使わないなど生活排水への気を配り▽サンゴの再生プロジェクト▽業者間の連携と協議機関の設置―を提起した。
 講演会は「八重山の海を未来に残そう」をテーマに川平マリンサービス、カビラガーデン、八重山ダイビング協会川平支部が主催した。

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