八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

シロアゴガエル与那国町で捕獲 生態系への影響懸念

環境省、警戒強める
 在来の生態系に影響を及ぼすおそれのある特定外来生物の1つ、シロアゴガエルのオス1頭が先月24日夜、与那国町久部良集落に近い満田原地区で捕獲された。シロアゴガエルが八重山で確認されるのは、石垣島に次いで2島目。  環境省はシロアゴガエルについて「県内で急速に分布を広げている」と警戒しており、今後、島内にあるヨナグニサンの展示研究施設「アヤミハビル館」の協力を得ながら、監視や情報提供の呼び掛けを続ける。  同島では今年5月下旬、琉大の研究員がシロアゴガエルの鳴き声を聞いたことから、同省は先月23―25の3日間、現地調査を行い、鳴き声の情報のあった地点から500メートル離れた満田原地区の水田に近い農道で捕獲した。全長から尾の長さを差し引いた頭胴長は50.9ミリ。  現地調査に加わった「アヤミハビル館」の村松稔専門員は、シロアゴガエルが木の上で生活するカエルであることに着目し、「これまで天敵がいなかった昆虫などにどのような影響があるか心配」と述べ、生息場所がシロアゴガエルと重なる在来生物への影響に対する懸念を示した。  村松専門員は「与那国では台湾との交流を進めようとしているが、(外来生物対策という)視点も必要ではないか」とも述べ、台湾からの外来生物対策の必要性を指摘した。
  • タグ: シロアゴガエル与那国島外来種
  • ページ移動

    キーワード検索フォーム