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先週(7月24日)の本欄で、石垣市四カ字の…

 先週(7月24日)の本欄で、石垣市四カ字の豊年祭のシィマムニ(島言葉)の仮名表記のことをとりあげた。その中で一文字だが、大きな引用ミスがあったので訂正しておきたい▼『石垣方言辞典』(宮城信勇著)の表記では「プールゥ」であると書いたが、正しくは「プーリゥ」である。著者の宮城信勇さんに深くお詫びし、電話でご指摘いただいた読者には感謝したい▼その後、祭りの場所で数人の方々の意見を聞く機会があった。ただ、どちらの仮名表記にも違和感があるという感想が多く、中間母音(中舌母音)の仮名表記のむずかしさを改めて痛感した▼旧暦2、3月頃を指す季節語でも、ウリィズン、ウルズン、ウリズンなどとゆれる。表記のむずかしさはまた、仮名に限らない。漢字表記の場合には逆に発音そのものが変化することもある▼一つの例をあげる。西表島の西側に外離、内離という小島がある。それぞれフカ・パナリ、ウチィ・パナリという。ところがいつのまにか、フカ・パナリは外離の「外」を「ソト」と読み、今ではストゥ・バナリとかソト・バナレという人もいる▼ほかにも同じような変化をみせつつある地名はいくつかある。シィマムニや本来の地名を守り、伝えるという意味では一考の必要があるのではないか。(砂川哲雄)

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