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アヒャー綱、ツナヌミンに沸く 4カ字ムラプール

各字が次々と奉納芸能 大綱引きでクライマックスに
 八重山最大の豊年祭となる4カ字の豊年祭は23日午後、真乙姥御嶽でムラプールが行われ、奉納された15本の旗頭が翻る下、女性たちによる「アヒャー綱」や「ツナヌミン」、大綱引きなどを繰り広げ、大勢の字民が夜遅くまで五穀豊じょうへの感謝と来夏世(クナツユー)の豊作への祈願をささげた。  豊年祭は八重山の夏を象徴する神事。今年は6月中旬の波照間を手始めに、今月4、5日の大浜で本格化。今週は4カ字など郡内各地で行われており、豊年祭ラッシュになっている。  ムラプールの開始時刻の午後3時半が近付くと、会場の真乙姥御嶽周辺には、各字や公民館、団体の旗頭が集まり、太鼓や鉦(かね)が鳴り響いた。  石垣島地方気象台によると、この日の最高気温は32.7度。前日のオンプールに続く好天に、旗頭の持ち手も汗びっしょりだ。  奉納は新川字会から始まり、旗頭の奉納に続いて、記旗(シルシバタ)をささげた稚児(ちご)から境内に入り、五穀(グク)を神司にささげたあと、「ざい」を使った女性たちの踊りや、農作業を再現する「鎌払(カギバライ)」や「田打(ターウツ」などを行った。  双葉公民館と大川字会、石垣字会、登野城字会、新栄町自治公民館、JAおきなわ八重山地区本部、市役所農林水産部、八重山農林高校、石垣中14期生会、石垣中も奉納を行った。  このあと、「五穀の種子授けの儀」に続いて、女性だけで行う「アヒャー綱」があった。今年のブルピトゥ(棒貫人)は真栄田藤江さん(71)。真栄田さんが神司から授かったカヌチ棒で雌雄の大綱を結び付けると、ガーリが始まり、女性たちに担ぎ上げられた真栄田さんは神司に向かって手を合わせた。綱が結ばれた瞬間を見計らったようにパラパラと小雨が降り、世果報の雨をもたらしてくれた。  このあと、会場を真乙姥御嶽の西側に移し、日が沈んだあと、なぎなたとかまを手にした東西の勇者が登場する「ツナヌミン」と大綱引きが行われた。
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