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小型コウモリ確認されず 新石垣空港人工洞完成から1年

湿度調整が必要
 新石垣空港のカラ岳陸上地区で発見された貴重な小型コウモリ類を保護するために整備した人工洞は2007年5月の完成から約1年が経過した。依然として小型コウモリ類の利用は確認されていない。専門家からは、小型コウモリ類の利用を促すには洞内の湿度を上げる必要があるとの指摘があり、八重山支庁では出入り口付近の植栽などによって湿度の上昇に取り組む。本年度は当面、今月後半と11月、冬季に小型コウモリ類の調査があり、人工洞の利用状況を確認していく。  人工洞は、ヤエヤマコキクガシラコウモリとカグラコウモリ、リュウキュウユビナガコウモリを保全する目的。環境省のレッドリストは3種をいずれも「近い将来における絶滅の危険性が高い」とされる絶滅危ぐ1B類に分類している。  内部は総延長240メートルの通路と6つの小部屋からなる。2カ所の出入り口を小型コウモリ類が行き来して人工洞を利用することを想定している。総事業費約1億円。  完成当初は、人工洞を構成するボックスカルバートと呼ばれる鉄筋コンクリート製の枠がむき出しになっていたが、現在は上部を覆う盛土に植栽が茂り、鉄筋コンクリート部分は目立ちにくくなってきている。
  • タグ: コウモリ新石垣空港絶滅危惧種
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