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移住ブーム沈静化か 人口の社会増467人(06年)から58人(07年)に激減

問い合わせも大幅に減る
ブログなどでの発信も影響
 移住者の増加傾向が顕著となっていた石垣島の人口動態で、2007年の1年間に転入者から転出者を差し引いた社会増加は58人と前年の467人から激減していることが、石垣市の07年版統計いしがきの資料でわかった。県外からの沖縄移住をサポートする沖縄移住支援センターによると、石垣島への移住の問い合わせは2年前には月に約70件あったが、現在は10件程度にまで減った。担当者は「2年前は異常だったが、今は完全に落ちついた」と話すなど、ここ数年続いた石垣島への移住ブームは沈静化しているものとみられる。  市人口の社会動態は02年から転出よりも転入が多い状況が続き、03年からは順に110人、355人、348人、467人と大幅に増え続けてきたが、07年は転入者3192人(前年3486人)に対し転出者3134人(同3019人)で差し引き58人にとどまった。この傾向はセンターへの問い合わせ件数にも当てはまり、昨年春ごろから問い合わせが減ってきたという。  移住ブームによる土地取引や住宅建築などが活発化したのを受け、市は07年2月1日からホームページ(HP)上で「石垣島で土地売買、住宅等建築を計画されている皆様へ(ご注意)」と題する異例のメッセージを内外に発信している。  同年6月には風景計画や風景づくり条例の施行で地域独自の景観上のルールが確立された。市企画調整室では、こうした取り組みもブームの落ち着きに影響したのではないかとみている。  センターの担当者は「本島は都会というイメージがあり、石垣島は海など自然に関するイメージが強く、芸能人のPRなどもあって(問い合わせは)石垣島に集中していた」とブームを振り返り、「石垣島は(移住を希望する人が抱く)理想とマッチしていたが、就職や『郷に入らば郷に従え』などの問題も目にみえてきたのではないか。ブームのときと同じようにこれもインターネットやブログを通じて発信されている」と話している。
  • タグ: 移住
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