八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

昨日の憲法施行記念の祝日を連休づくりの…

 昨日の憲法施行記念の祝日を連休づくりの方便ぐらいに考えている人は多い▼戦争放棄を謳い平和を希求、私たちの自由を後ろ盾する大事な最高法規だというのに無関心は増えるばかり。平和と自由は常に求め行動しなくては得られないのでくり返し訴える事に意義がある▼世界平和の鐘が日本の両端稚内と石垣に設置されて20年になる。この運動、第二次世界大戦中ビルマで寺の鐘に潜り込み命びろいをした中川千代治という日本人が国連に働きかけて始めた▼1952年広島長崎の悲劇を2度と起こさないように国連へ出向き平和の鐘の意義を説いた。賛同した加盟国がコインを供出し鋳造されたのが第1号。1954年、国連に設置された▼大阪万博開催中に一時里帰り鐘打されるも国連へ戻された後は中川の遺志を継いだ吉田富治郎が1987年渡米視察するまで放置されていた。このままでは世界平和希求の心が風化してしまう。吉田は精力的に動きだした▼毎年の国連総会開会日の鐘打を要請し実現、1988年には稚内と石垣、翌年ドイツ、ポーランド、トルコと続け現在までに国内5口国外16口を設置した。鐘打式が傍から気休め形式的に見えても世界が和して打ち鳴らすことができるのも平和あっての物種。戦は些細なことで起こる。(仲間清隆)

ページ移動

キーワード検索フォーム