八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

石垣牛「地域ブランド」を取得 2年がかり、肉牛では県内初

「八重山観光の目玉に」部会員ら決意新た
 JAおきなわが去る4月11日付で「石垣牛」の地域団体商標(地域ブランド)を取得した。25日午後、同JA八重山支店で、同JA地区本部の山田惠昌本部長らが会見し、明らかにした。郡内の同商標登録は「石垣の塩」「八重山かまぼこ」に次いで3番目。肉用牛関係では県内で初の登録となる。JAでは、石垣牛の地域団体商標を取得したことで「消費者に安心、安全をPRできる」として、石垣牛の地域ブランドとしての定着、普及に期待をかけている。  JAが定めた「石垣牛」は▽郡内で生産・育成され、子牛からおおむね20カ月以上肥育管理された純粋の黒毛和種▽出荷期間は去勢で24~35カ月、雌で24~40カ月の範囲内、などの定義に基づくもの。  現在、JA石垣牛肥育部会(仲大盛吉幸部会長、21人)が肥育を実施。07年度の販売実績は八重山肥育センターを含め442頭、約3億6000万円。このうち約90%が島内で販売されている。  JAでは、石垣牛のブランド化に向け、02年1月に石垣牛ラベルの一般商標を取得。取引業者に同ラベルを交付し、石垣牛の定義を満たした枝肉に対しシールをはることで、差別化を図ってきた。地域団体商標は、06年4月に特許庁に申請。08年4月11日付で、地域団体商標登録された。  JAが「石垣牛」の地域団体商標を取得したことで、肉類の販売で石垣牛の名称を使用するにはJAの許可が必要。  JAでは、関係機関の職員を含めた「石垣牛流通販売委員会」(会長・山田本部長)で、名称使用の可否を判断することにしているが「観光客から石垣牛が固いなどのクレームが多い」(仲大盛部会長)として、居酒屋やレストランなど飲食店関係を含め、申請してもらい、同委員会で仕入れ先などを確認した上で認定する方針。  会見で山田地区本部長は「06年4月から2年がかりで地域団体商標が取得できた。26日は石垣牛枝肉共励会、27日はJAまつりがありタイミング良く取得できた」と、述べた。  JA石垣牛肥育部会の仲大盛部会長は「現在21人で厳しい石垣牛の定義に基づき肥育している。今後ますます地産地消をはじめ、観光客にも石垣牛をPRし、食のなかで石垣牛を観光の目玉にしたい」と決意を述べた。
  • タグ: 地域ブランド畜産
  • ページ移動

    キーワード検索フォーム