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北部地域活性化の弾みに ブロードバンド開通祝う

積極的な活用呼び掛け
「立ち上がりが早い」接続の住民ら大喜び
 石垣市が2007年度に北部地区を対象に実施し、4月から供用開始されたブロードバンド環境整備事業は24日、伊原間サブセンター局で市主催の開通式典が行われた。関係機関や地元の代表が出席し、「地域活性化の足がかりになる」などと期待を込めた。運営事業者の石垣ケーブルテレビ(ICT)によると、現在のところ100件の申し込みがあり、約50件で光ケーブルの引き込み工事を終え、高速大容量のインターネット利用が可能となっている。利用者からは「従来のISDN(総合デジタル通信網)より立ち上がりが10倍くらい早い」と話している。  地域間情報格差の是正と地域振興を目的に導入された。2億9772万円(国80%、県10%、市10%)をかけ、公募で選定された運営事業者(NECネッツエスアイ(株)、ICT、(株)沖電工の共同事業体)が大里から平野、米原までの地区で新規伝送路6万405メートルを敷設した。中継局として伊原間サブセンターも完備、専従スタッフを配置してサービスに当たる。  光ファイバーによる家庭向けのデータ通信サービスを行う家庭用光ファイバー通信回線(FTTH)方式が採用され、対象地区を100%網羅できるのが特徴となっている。  2年前に同事業の要請を市に行った北部地区公民館(13公民館)連合の玉城政時代表(伊野田公民館長)は「要請して4、5年はかかると思っていたが、アッと言う間にできてたいへんうれしい。これを、若い人が帰ってきてもらい地域を発展させる足がかりにしたい」と話した。  約2週間前に利用を開始したという玉城代表は「動画の立ち上がりや動きが従来より10倍は速くなった。全然違う」と大喜び、「多くの人に接続してもらいたい」と積極的な利用を呼びかけた。  式では市、県、国の関係機関と運営事業者(3社)、地元の代表がボタンを押して「火入れ」を行った。式辞で大浜長照市長は「離島県の離島地域では情報の格差是正こそが地域振興の第1歩。これにより石垣島の全域で高速大容量インターネット通信が可能となった。これを機に北部地区には活気あるまちづくりを期待する」と期待を寄せた。  仲井真弘多知事(代理・兼島規支庁長)、金谷学沖縄総合通信事務所長、NECネッツエスアイの山本正彦社長もあいさつ、市から運営事業者に感謝状が贈られた。式後は事業者主催の祝賀会もあった。
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