
農業、地域貢献など新たな体験学習に
都内の高校3年生137人が22日午後、修学旅行のため、与那国入りした。生徒たちは25日までの4日間、与那国に滞在し、島特産の長命草(ボタンボウフウ)の植え付け作業やヨナグニウマの乗馬体験などを行いながら、地域の人たちと交流を深める。外間守吉町長は「(同校に)修学旅行の継続をお願いしたい」と話し、特色ある修学旅行の目的地として与那国を定着させたい考えを示した。
与那国入りしたのは都立杉並工業高校(田神仁校長)の修学旅行団。学年単位の修学旅行団が本土から与那国を訪れるのは初めてだという。
同校は、地域への貢献や農業などの体験を行いたいという生徒たちの希望に沿って、社会教育や修学旅行のコーディネートを行っている社団法人日本移動教室協会(本部東京)とともに与那国での修学旅行を計画。
地元側では、比川地区や町が全面的に受け入れをバックアップした。同地区ではグリーンツーリズムへの取り組みが活発で、2007年5月には「比川地域資源保全の会」が発足している。
与那国滞在中、生徒たちは自炊を原則とし、同地区の町離島振興総合センターなど4カ所に分宿。4―5人の小グループでの自由行動を織り込みながら、島特産のボタンボウフウ(長命草)の植え付けやヨナグニウマの乗馬などの体験、「与那国馬ゆうゆう広場」や同地区の海岸での清掃ボランティア、比川小との交流などを行う。
与那国を離れる前日の24日夜は、同地区の海岸で地元の人たちとバーベキューパーティーを楽しむ計画。
修学旅行で地域貢献や農業体験を行ううえで、与那国が適地だと評価されたことについて、外間町長は「学校側から詳しく説明を聞き、修学旅行の継続をお願いしたい」と述べ、高い関心を示した。
一行は22日午後、石垣港から福山海運の「フェリーよなくに」と波照間海運の「フェリーはてるま」に分乗し、同日夕、与那国島の久部良漁港に到着した。23日朝、入村式に臨み、修学旅行の活動を本格的にスタートさせる。
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