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ブロードバンドサービス始まる 北部にも高速通信網

ネットの出前講座も
 採算不利益地区としてブロードバンド環境の整備の見込みがない地域に、石垣市が国・県の補助を受けて光ファイバーを敷設して情報通信環境を整備する北部地区ブロードバンド環境整備事業は、4月からサービスが開始された。現在、石垣市が選定した通信事業者が申し込みに応じて各家庭への光ファイバーケーブルの引き込み作業を行っており、今後は高速大容量のインターネット利用が拡大していくものとみられる。市では地域からの要望を受け、事業者とインターネットに関する出前講座を開く予定だ。  同事業は2億9772万円(国80%、県10%、市10%)をかけ、東は大里以北、西は米原以北の地区を対象に新規敷設伝送路4万6106メートルを敷設、中継局として伊原間サブセンターの一部(通信機械室)を整備した。光ファイバーによる家庭向けのデータ通信サービスを行う家庭用光ファイバー通信回線(FTTH)方式で整備され、対象地区を100%網らできるのが特徴。  事業は、市が公募で選定したNECネッツエスアイ(株)、(株)沖電工、石垣ケーブルテレビ(株)(ICT)の共同事業者が実施、サブセンターには事業者が専従スタッフを置いて利用者のサービスに当たる。ICTが、北部ブロードバンド通信センターとして、インターネット接続サービスを提供するプロバイダーとなる。  FTTHを利用するには初期費用として4万7250円(加入金1万5750円、工事金3万1500)がかかるが、通信事業者では3―4月までの2カ月間はブロードバンド開通記念キャンペーンとして3万9800円に軽減し、利用促進を図っている。  石垣市は供用開始に当たって3月中旬、地区説明会を開催した。インターネット講座のほか、地元からはケーブルテレビの受信を望む声が多かった。市によると、システムとしては可能だが、補助事業の目的外使用となるため要望には応えられないという。  玉城政時・伊野田公民館長は「パソコンを使えないお年寄りはケーブルテレビの加入を望む人が多い。いっぺんにはできないだろうが、徐々に考えていってほしい」と話している。
  • タグ: ブロードバンド光ファイバー高速通信網
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