本土はいま、花粉症の季節。外出にマスクは欠かせない。風邪の予防にも、マスクの効果は大きい。最近、それを実感する機会があった。膝の手術で入院した妻を見舞うため、病院を出入りする際は、常時、マスクを使った▼看護師の大部分も、病棟内ではマスクを付けている。予防と風邪を引いた場合、患者へ移してはいけないという配慮からである▼妻が退院する日まで1カ月余り、病院へ通ったが、その間、マスクのおかげで、1度も風邪を引かずに済んだ。うがいや手洗いも、予防法の1つだが、咳(せき)やくしゃみによる飛沫感染にマスクの持つ大きな力を知った▼これで今年の冬は風邪を引かずに済んだと思ったら、職場で風邪を移された。翌日の休日は全身倦怠感などで、寝込んでしまった。向かい側の後輩記者が激しい咳(せき)をしていたことから、そう推し量ることができた▼11日の報道によると、八重山福祉保健所が新型インフルエンザの流行に備え、咳やくしゃみ時にマスクを使う「咳エチケット」を呼びかけたという▼新型インフルエンザが大流行した場合、国内では最大で64万人、八重山で300人近い死者が出る恐れがあるという。他者への感染防止と、感染から身を守る手段として職場や家庭でマスクをする習慣を身に付けたい。(南風原英和)
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