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「穏便に解決すべき」竹富島水牛車営業所移転問題 町議会総務財政委

リゾート計画地も視察
 【竹富島】竹富町議会総務財政委員会(新田長男委員長)の委員6人と通事隆一議長は11日午後、竹富島に渡り、地域で反対運動が起こっている(有)竹富観光センターの水牛車営業所の移転用地と、リゾート開発計画(竹富島東部宿泊施設計画)用地を視察。町教育委員会の職員からこれまでの経緯について説明を受け、現状を確認した。同営業所の移転については「難しい問題。できれば穏便に済ませるべきだ」として、代替地のあっせんを含めて話し合いでの解決を望む声が上がった。また、リゾート計画地では「測量のためとは思えないほど伐開されている」と、大幅な現状変更行為が指摘された。  町教育委員会の説明によると、水牛車営業所移転用地(約2900平方メートル)は、04年度に一部(約700平方メートル)で従業員宿舎の建設のための現状変更行為が申請され、許可されているが、今回、その上に新たな営業所の移転計画が出されていること。  世持御嶽に向かう神聖な道や保育所、学校などに隣接し地域で反対運動が起こっている。  本人と公民館も含め、代替地を4、5カ所模索したが、地主の不同意や本人の意向に沿わず最終的に現地で移転計画を進めていることなどが説明された。  説明を受けた議員らからは「本人の所有地であり、国の法律ではどうなのか」「現在の借地を延長してもらい、その間に代替地を確保してはどうか」などの声が上がった。一方、島の東側約6ヘクタールで計画されているリゾート開発計画用地では、議会事務局が用意した計画図を見ながら計画用地の現状を確認した。  現地は、町教育委員会から測量踏査のための現状変更行為許可を受け、業者が伐開したが、その規模が広範囲に及ぶことから委員間から「測量のための伐開ではない」と、現状変更規模の大きさが指摘された。  現地では、南星観光(株)(上勢頭保代表)=竹富町竹富=と星野リゾート(星野佳路代表)=長野県軽井沢町=が、赤瓦屋根の伝統的な木造家屋50棟の建設を計画している。  同委員会では、今回の現地視察を、今後の委員会や議会での審議に役立てる考え。
  • タグ: リゾート開発竹富島
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