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オニヒトデ駆除作業追いつかず

発生が上回り、サンゴ礁は危機的状態
 第9回八重山地区オニヒトデ対策連絡会議が2月29日夜、環境省国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターで開かれた。同連絡会議は2005年1月の第6回会議で決めた7カ所の重点対策地域で集中的にオニヒトデの増加を抑え、大発生を防ぐ方針を取ってきたが、各地で大量に駆除されている状況を受け、この日の会議では「オニヒトデ対策を再考する時期に来ている」との意見が出された。  環境省が行った本年度の石西礁湖オニヒトデ分布調査の結果、鳩間島南で大発生の状況となった。今年行われた駆除作業の実績で見ても、鳩間島南で2日間に550個体(1月5―6日)、川平石崎で1963個体(同10―11日)、サクラグチ全日空ホテル前間のサンゴ礁で1023匹(2月29日)などと大量の駆除が相次いでいる。  第9回会議で八重山漁協は石西礁湖周辺海域のオニヒトデについて「定期的な駆除にもかかわらず、駆除量を上回る数のオニヒトデが新しく加入していると推測される」と深刻な状況を説明し、オニヒトデ対策の再考を求めた。  環境省の石西礁湖オニヒトデ分布調査では調査ポイントを設けていない石垣島周辺海域の対策を求める声も上がり、八重山ダイビング協会の佐伯信雄環境対策委員は「国立公園になったのだから、石垣島にも調査ポイントを設けてほしい。八重山全体の状況がつかめない。八重山のサンゴは危機的な状況だ」と指摘した。
  • タグ: オニヒトデ被害
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