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巡視船「はてるま」が解役 28年で32隻、390人を救助

 石垣海上保安部「巡視船はてるま」(松田不二夫第13代船長、乗組員28人)の解役式が27日午前、石垣港第C岸壁で行われ、28年間の役目を終えた。  「はてるま」(総トン数680トン、長さ78メートル、幅9.6メートル)は1980年3月21日に同保安部に配属され、先島諸島周辺海域で警備救難業務を中心に領海警備や海難救助などを実施。過去には、81年に魚釣島付近で漂流中のベトナム難民船を発見、16人を救助するなど、150件(救助隻数32隻、救助人数390人)の海難救助出動を行ってきた。  このほか、89年の漁船第一優孝丸鯨肉密輸事件(鯨肉約28トン)捜査や2000年のヨット悠遊けん銃密輸事件(けん銃など86丁、弾薬1107発)摘発などでも活躍した。  解役式では同保安部の徳永重典保安部長の式辞や大浜長照石垣市長、海上保安協会石垣支部の池間義則支部長が来賓あいさつ。このあと、船名抹消を行った。  徳永保安部長は「昼夜を問わず、国境の先島諸島周辺で警備や救難業務にあたってきた『はてるま』は先島だけでなく、国の資源も守ってきた。この功績はとても大きい。今後は2代目『はてるま』が業務と初代の誇りを引き継ぎ、私たち保安部も一丸となって先島諸島海域の安心・安全を守っていきたい」、大浜市長は「28年間、国境の海域を守ったことに地域住民の1人として感謝したい。これからも海の安全を守ってもらいたい」とそれぞれあいさつした。  松田第13代船長は「沖縄の明るく美しい海を守ってきた『はてるま』は、八重山の皆さんや海上保安部地上職員などの温かい支援のおかげで頑張ってこられた。これからは2代目が引き継いでいく」と述べた。  「巡視船はてるま」は解体され、業者に引き取られる。2代目「巡視船はてるま」は4月1日に配属される。

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