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労災 昨年は過去最悪 八労基署まとめ

53件発生、観光や飲食関連で増加
 八重山労働基準監督署(長濱直次署長)管内の2007年の労働災害(休業4日以上)の発生件数(速報)は53件で、06年を8件(17.8%)上回り、01年の年間49件を4件上回る過去最悪となった。死亡事故の発生は、昨年に引き続きなかった。  同労基署の長濱署長は17日午前、開いた会見で管内の労災を「好調な観光に影響され、観光産業および飲食関連業種で多く発生した」と分析。今後の対応について「観光関連業者への行政指導を強化するほか、今後本格化する新石垣空港建設工事を見据え、発注者の県や関係機関と連携を密に労災防止対策を進め、08年の労災件数を42件に抑える考えを示した。  労災事故を産業別に見ると、旅館業や卸・小売業などの第3次産業が28人(構成比52.8%)で最も多く、前年から8人(40%)増えた。  建設業は10人(同18.8%)で前年同数。畜産業が7人(同13.2%)で前年から2人(40%)増えた。  製造業は5人(同9.4%)で前年比3人(37.5%)減。港湾荷役業は前年同数の2人(同3.7%)。鉱山業で1人(同1.8%)発生した。事故の型は、建築物や足場等からの「墜落・転落」が11人で最も多く、次いで通路や階段、作業床などでの「転倒」、つり荷や機械などに「追突された」が共に9人、刃物等による「切れ・こすれ」が7件などで続いている。  事故の起因物は、足場や通路、作業床などの「仮設物、建築物、構築物」が17件で圧倒的に多かった。  月別では、1月から4月の4カ月間で全体の51%に当たる27人が事故に遭っている。  曜日別では、火曜日12人、土曜日9人、金曜、日曜日各8人と比較的週末に多く発生。時刻別は昼食後の午後2時台が9人、午後10時―午前零時が7人、午前9時台と午前10時台が6人などとなっている。  年齢別では、30歳代が14人で最高。経験期間別では、1年未満17人、1年以上5年未満が16人。20年以上が8人と比較的経験期間の浅い者と熟練者に多く発生している。  発生地域別では、石垣市が46件で多く、西表島で5件、小浜島で2件発生している。  災害の程度は、1カ月以上3カ月未満のけがが21人と全体の約4割を占めた。
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