漂着ごみ 西表島で深刻 人の出入りない海岸に膨大
山口防衛大名誉教授 23年八重山諸島調査
長年にわたって八重山諸島で海洋漂着ごみの調査を行っている防衛大学校名誉教授の山口晴幸氏(74)がことしも春季調査を行い、深刻化する状況を確認した。中でも2021年7月に世界自然遺産登録された西表島について「最も深刻な事態に直面していることを心底から痛感した」と語り、「世界自然遺産の島はこれでいいのか」と警鐘を鳴らした。
調査はことしで26年目。3月15日から4月19日にかけ、7島(石垣、...